かい子先生 コラム

春と修羅

なにかと心騒ぐ修羅の季節がやってまいりました。
植物たちが子孫繁栄のために花粉を撒き散らしているこの季節は、人間の身体活動も旺盛になります。

乾燥とはまた違う原因で肌は荒れ、気温の上昇とともに出所のわからない臭気にみまわれて吐き気を感じることもあるかもしれません。

うららかに晴れていても、目はかすみ心はどんよりな春の日には、冬の間に溜まった澱を処理したいものです。

掃除や引っ越し前の断捨離には、怒りのエネルギーを利用するのも手ですよね。

憂鬱過ぎて怒る元気もないときは、春の光を感じながら寝たり起きたり昔読んだ詩集をひらいてみたりして、行動のヒントを探してみてはどうでしょうか。

投稿日：2024/03/28

今年は４年に１度の

閏年ですね。
閏年の開運アクションといえば、四国遍路の逆打ち。
寺を88番札所から降順にまわると心願成就するといいますが、難易度が高いらしく初心者向きではないようです。

さて前回の閏年は2020年。
東京オリンピック開催の予定でしたが、この４年間を振り返ってみると個人的にも地球規模でも本当に様々なことがありました。

社会のルールや環境の急な変更に戸惑いながら、身近な人々との価値観のギャップに驚き、今までの当たり前が通用しない状態に悩まれた方もいらっしゃるかと思います。

国内外の厳しい情勢をニュースで見るたびに心苦しくなりますが、こうした漠然とした不安感があったとしても、目の前に救助すべき人がいるわけではない場合、一時の感情にまかせた行動を起こすことには慎重にならざるをえません。

激動の時代の転換期にあって、わたしたちは何を目指し、何を見つめていけばいいのでしょうか。

自分なりに考えた行動指針は

①歴史に学ぶこと
②自分の良心を見つめること
③体力をつけておくこと

この3本立てです。

これらの目標設定は個人的にはしっくり来るのですが、地の時代および四国遍路に引っ張られ過ぎているかもしれません(^^;

なにはともあれこの多様性の時代、金子みすゞさんの「みんな違って、みんないい」マインドを合言葉に、自分のできることを大切にしていきましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

投稿日：2024/02/16

2024年立春【エンジェルズゲート】マタイにまつわる開運アクション

2月が始まりました。
もうすぐ運気の切り替わる立春。
エンジェルズゲートが開いている今、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私の場合、最近なんだか夢見がわるく、乳酸菌飲料のお世話になっております。

さて、エンジェルズゲート開放は風の時代の主役でもある水瓶座に関わるイベントで、エンジェルとは、福音書の著者マタイの象徴👼✨
このマタイさんを知らないというあなたも、マタイ効果という現象に遭遇したことはあるかもしれません。

マタイ効果とは、福音書の中にある
「持てる者にはさらに与えられ、持たざる者は、持っていないものまでも奪い取られる」
という言葉のように、恵まれた人は注目を浴びて多くのチャンスを与えられるために成功しやすく、その逆も然りという不公平な現象です。

似たような現象は数年前に話題となった経済学者トマ・ピケティの本でも取り上げられていました。

つまり、お金持ちや有名人の子は自然とお金や名声に恵まれ、持たざる者は欠乏状態が加速する負のループに陥りやすいということです。

これが真理なら、持たざる者はどうすればいいのでしょうか？

【解決策その１】
自分が持っていてテンションの上がる物や生き甲斐のことを考えます。エンタメでも日用品でもOKです。
それらの物事に今より多くの時間をかけるためにはどうしたらいいか、良いアイディアがキャッチできるようにアンテナを張っておきましょう。

【解決策その２】
自分には何もないと感じる場合、その現実にフォーカスする必要はありません。
そのままのあなたで大丈夫だと認めてあげることが大切です。
自信と感謝の気持ちを持って堂々と振る舞いましょう。

解決策その２で「そのままのあなたで大丈夫」という言葉に反発を感じる方は、なぜそう思うのか、理由を考えてみましょう。
そこに現状打開のヒントがあるものです。

以上、エンジェルズゲートもといマタイにまつわる開運アクションでした。

以下蛇足。
今年のお正月は財布を新調する絶好のタイミングでしたが、マタイは財布と縁が深く、財布が「張る」にかけて「春」の立つこの時期にはレシート整理かたがた財布をお手入れするのも良いかもしれませんね。

投稿日：2024/02/01

🎍令和６年🎍甲辰✴️🐲

こんにちは。
三が日が終わりましたね。
年末年始はカレンダーと向き合う機会が増えますが、今年の御用始の日(1月4日)は宿曜の27宿でいうと、氐（てい）。

婚礼、開店、新規事業の開始に良い日です。

宿曜をもとにした「紫式部占い」では源氏物語のキャラクター薫（かおる）にあたる宿で、底力がキーワード。六曜では先負なので、午前の遅れは午後から取り戻したいものです。

さて、今年のお正月はいつもと異なる空気感を味わったという方が多いのではないでしょうか。

被害の渦中にある皆様が一刻も早く安寧を取り戻し健やかにお過ごしになれますよう微力ながら心よりお祈り申し上げております。

投稿日：2024/01/04

憧れの四国遍路

皆様いかがお過ごしですか？

私は電話鑑定受付開始の直前にスマホの故障に見舞われまして、心機一転、平等寺と太龍寺へお参りしてきました！

徳島県阿南市にあるこれらのお寺は四国88ヵ所のうち21、22番の札所。
初めて行く場所ですが、なんだか数字も良いなあと(^_^)

22番の平等寺は、その昔、空に五色の雲がたなびいて金色の梵字が浮かび上がったという奇跡から建立されたという薬師如来のお寺。
私が行った際も、寺へ向かう車の前方に彩雲が見えて幸先よいなと感じました！
高台にある本堂からの眺めは清々しく、コスモス、胡蝶蘭などのお花や曼陀羅、涅槃図が印象的✨

オン　コロコロ　センダリマトウギ　ソワカ

と、ご真言を唱えました。

一方、太龍寺は西の高野と呼ばれ、19才の空海が虚空蔵菩薩のご真言を100万回唱える修行をやり遂げたという深山幽谷にあります。その真言というのが

ノウボウアキャシャキャラバヤ
オン　アリキャマリボリ　ソワカ

実際に何度か唱えてみましたが、他のよりも格段に唱えにくい気が……。
100日以内に100万回唱えると、記憶力がよくなるとか。アカシックレコードとの関係も気になりますね。

88ヵ所巡礼とは、弘法大師が足跡を残した真言宗のお寺をまわって功徳をいただく旅。

そういえば和タロットの中には、四国遍路にまつわるカードがありまして、お客様の中には何度もそのカードを引く方がおられます。
そうした方に
「お遍路に行かれたことがありますか？」
とうかがうと、今まさに計画していたという方から、自分では行かないけどお遍路さんに年数回のお布施をしているという方や、お参りして子宝を授かったというエピソードを聞かせてくださる方までおられます。
私にとっては憧れの四国遍路。
一生に一度は遂行したいと思いますが、まずは体力作りから……！

いつもながら、とりとめのないお話になりました(^^;

地域によっては寒いとも限らない今日この頃ですが、体調管理には気をつけてまいりましょうね。

投稿日：2023/12/14