易には天・人・地という考え方があります。
この3つがそろうと物事がスムーズに進みますよというものです。
天=時間、タイミングなど
人=自分の能力・実力、協力者など
地=環境、物、道具、お金など
今、何か達成したいもの(仕事、結婚、恋愛など)があるのなら、この天・人・地で考えてみてください。
・今、自分が出来ているもの、足りているものは何か
・今、自分に足らないものは何か
見えていたもの、見えてなかったものが分かってきます。
頭の中を少し整理するための参考にでもしてみてください。
自分の今やるべきことが見えてきますので、今より一歩前に進むことができるかもしれませんよ。
千里眼 宗雲
投稿日:2021/09/24
9月9日は重陽(ちょうよう)の節句です。
「節」は季節の変わり目という意味です。
人にとっては人生の節目にあたり、無病息災、豊作、子孫繫栄などを願い、お供え物をしたり、邪気を祓う行事で「節供(せっく)」ともいいます。
古来中国では奇数を「陽数」、偶数は「陰数」を示すと考えられ、陽数の最大値である「9」が重なる9月9日を「重陽の節句」とし、無病息災や不老長寿などを願うようになりました。
重陽の節句は日本には平安時代に伝わり、時代と共に庶民の間でも広がり、江戸時代には五節句の一つとして親しまれるようになりました。
日本の五節句
1月7日
人日(じんじつ)の節句=七草の節句
その年を占い、七草がゆを食べ、一年の健康を願う。
3月3日
上巳(じょうし)の節句=桃の節句
雛人形を飾り、ちらし寿司やハマグリのお吸い物を食べて、女の子の健やかや成長を願う。
5月5日
端午(たんご)の節句=菖蒲の節句
五月人形や鯉のぼりを飾り、ちまきや柏餅を食し、菖蒲湯に浸かって、男の子の健やかや成長と立身出世を願う。
7月7日
七夕(しちせき)の節句=笹の節句
短冊に願いを書き、笹に吊るして夢成就を願う。
9月9日
重陽(ちょうよう)の節句=菊の節句
菊酒や菊の被せ綿(きせわた)を使い、菊の薬効により健康を願う。
また「後(のち)の雛」「大人の雛祭り」としてお雛様を飾る。
中でも重陽の節句は五節句の締めくくりとして、昔は最も盛んな行事の一つでもありました。
重陽の節句に欠かせないのが菊。
旧暦では菊の花が咲く季節であることから、別名「菊の節句」とも言われています。
菊は長寿を象徴する植物です。
それは中国の「菊水」の伝説や、能楽の「菊慈童」の伝説などによるもので、菊には薬効があるとされてきました。
9/9大人の雛祭りの楽しみ方
○菊酒・食用菊・菊のお菓子
○菊湯
湯船に菊を浮かべて入ります。
○菊枕
菊を詰めた枕で眠り、菊の香りで邪気を祓います。
○菊合わせ
菊を持ち寄って、優劣を競います。
○被せ綿
重陽の節句の前日に菊の花に綿をかぶせておき、翌朝、菊の露や香りを含んだ綿で身体を清めると長生きできるとされています。
○栗ご飯・秋茄子
最近では忘れられてきましたが、重陽の節句は人生の節目でもあり、長寿を願う日でもありますので、占いで健康運などをみて、菊酒や被せ綿などで菊を楽しみ、栗ご飯や秋茄子を食べて精をつけ、収穫の秋を存分に満喫してください。
千里眼 宗雲
投稿日:2020/09/08
ありがとうの反対は
“当たり前“です。
これ、私もよくやってしまいます(笑)。
ダメだと分かっているんですけどね。
本当に当たり前の事なんて無いのに、潜在意識レベルで気付かない内にやってしまうんですよね。
食事が出来るのが当たり前。
友達と会えるのが当たり前。
家族と過ごせるのが当たり前。
仕事があるのが当たり前。
命があるのが当たり前。
日常には当たり前がいっぱい転がっています。
「何でやってないんだよ」
「そんなことも出来ないの」
「早くしろよ」
当たり前になると、感謝が出来なくなります。
ありがとうに書き換えると
食事が出来てありがとう。
友達と会えてありがとう。
家族と過ごせてありがとう。
仕事があってありがとう。
今日も生きていてありがとう。
日々、日常を送る時から感謝の気持ちを忘れたくないものですね。
千里眼 宗雲
投稿日:2020/08/10
私のやり方以外にも怒りの感情と上手く付き合う方法がありますので、
参考程度に紹介しておきます。
まず前提として怒りのピークは長くて6秒と言われています。
なので、この6秒をどうやり過ごすのかがコツとなってきます。
6秒をやり過ごすコツ
1.スケールテクニック
2.カウントバック
3.コーピングマントラ
4.ストップシンキング
5.タイムアウト
6.グラウンディング
7.呼吸リラクゼーション
1.スケールテクニック
怒りを感じたら、数値化する
怒りを感じたら、10点満点で、0~10の点数を付けてみる。
2.カウントバック
数字の大きい方から、カウントダウンする。
「3ずつ引く(数を飛ばす)」など、あえて少しやりにくくすると効果大。
3.コーピングマントラ
怒りが和らぐような心が落ち着く言葉を言い聞かせる。
「ま、いいか」
「大丈夫」
「私なら出来る」
「たいしたことない」
「こんなの簡単」
などの言葉を無理矢理でいいので、言ってみる。
4.ストップシンキング
頭の中を一瞬真っ白にして、思考を停止させる。
「ストップ」と心の中で唱えるなどして、頭の中を真っ白にします。
この時は、原因も解決策も一切考えないようにします。
落ち着いたところで、これからどうしようかを考えるようにします。
5.タイムアウト
その場をいったん離れ、感情をリセットする。
休憩時間などを取ってから、再開する。
6.グラウンディング
目の前のあるものを観察することに集中して、強制的に「現在」に意識を戻します。
たとえば、ペンを持っていたら、ペンの色、インク量、キズがついていないか、
ロゴなど何か書かれていないかなど、じっと観察することに集中します。
7.呼吸リラクゼーション
怒りを感じた時に、ゆっくりと腹式呼吸をして気持ちを落ち着かせる。
代表的なやり方としてはこんな感じでしょうか。
この中から選んでもいいしですし、組み合わせていいです。
これを参考にして自分なりのやり方を見つけてもいいです。
怒りという感情と上手く付き合っていきましょう。
千里眼 宗雲
投稿日:2020/06/22
一般的にあまり良い印象の無い「怒り」の感情ですが、
この感情自体は悪いものではありません。
なぜなら、「怒り」という感情は推進力や向上心が芽生えるからです。
例えば、「いつかやってやる」「今に見てろ」などと
人が行動を起こすモチベーションにもなります。
しかし、「怒り」の感情は劇薬、もしくは諸刃の剣ですので、取り扱い方を間違うと自分が痛い目に遭ってしまうことがあります。
「腹立つ」
「むかつく」
「上手くいかない」
「なんで分かってくれないの?」
「いい加減にして」
「私ばっかり」
「好き勝手ばかり言って」
などなど、いろんな「怒り」がありますが、これをそのまま相手にぶつけてしまい、
ますます事態が悪化してしまうということがあります。
(まあ人間なので、たまにはそんな時があっても良いのですが…笑)
しかしこれでは結局、自分が損をしてしまうことになります。
繰り返しになりますが、「怒り」という感情は人間にとって自然な感情であり、
この感情自体は悪いものではありません。
大切なのは、「怒り」の感情に振り回されないこと、上手に付き合うことです。
ではどうすればいいかというと、私がオススメするのは、
「魔法の言葉」を唱えることです。
魔法の言葉とは、
「ま、いいか」
「大丈夫」
「私なら出来る」
「たいしたことない」
「こんなの簡単」
などです。
または、自分の好きなものや落ち着くものの名前などでもいいでしょう。
イラっとした時にすぐ思い出せるよう、事前に言葉を用意しておくとよいです。
これを怒りの感情が湧きあがってきた時につぶやいてみて下さい。
心の中で唱えてみるでもいいです。
嘘でもいい、無理やり声に出してみて下さい。
すると不思議と気分がだんだん落ち着いてきます。
もちろん怒りの感情が完全に消えてなくなることは無いですが、
最悪の事態は免れるかもしれません。
ある分野では、これをコーピングマントラと言うそうですが、私が一番好きな究極魔法は「ま、いいか」です。
これを唱えると「怒り」の時だけではなく、
負の感情が起こった時はどんな時でも気分が少し落ち着きます。
いろんなことが気にならなくなります。
皆さんも自分なりの魔法の言葉を探してみてください。
オススメですよ。
千里眼 宗雲
投稿日:2020/06/22