イサルベ先生 コラム

「生まれる」という重み

お久しぶりです、イサルベです。
秋も過ぎ去る様子を見せ、夜は底冷えするような寒さに震える事も増えつつある今日、皆様はいかがお過ごしでしょうか？

本日のコラムは「生まれる」ということに付き纏う重みについて話をしたいと思います。

さて、まずはなぜこの話に思い至ったかについて軽く触れていきますと、約1ヶ月後が私自身が生まれた日であることに思い至りまして…

実は私自身、あまり誕生日というものを日常で意識してはいません。
それというのも、生物全てに言える事ですが、この世界に産声を上げたあとも、自分自身含め何度も生まれうるからなのです。

意識が生まれ、会話が生まれ、笑顔が生まれ、知恵が生まれ、新たな考えが生まれる…

それらが生まれる度、自分自身も新たに生まれ直している…そういう考えが根本にあるから認識として薄いのかもしれません。

ですが、「生まれる」ことには必ず「重み」が付き纏います。
自分の考えや言葉はもちろん、知恵や意識、全て自分とは切り離せない重みを持っています。
それは責任であったり、思い出であったり…ものによって形を変え存在しています。

その重みを大切に抱えて、生きていくことが出来るのが人間という生物です。

特にわかりやすい例をあげますと...辛い苦しいという感情、とても重いでしょう。
けれど、それらを必ずしも捨てる必要はないのです。
傷ついて、重くなった心を抱きしめて上げられるのは貴方だけです。
傷ついて生まれた貴方を、抱きしめられるのは貴方だけです。

焦らなくていいのです。
ゆっくり、ゆっくり抱きしめてあげられるように。
自分のことを認めてあげられるように。

貴方にはあなた自身という心強い味方がいることを、忘れないでください。
そして、その重みも貴方と共に生まれた、大切な戦友であることを。

さて、今回のコラムはここまでにしておきましょう。
少し長くなってしまいましたが…

また次のコラムでお会いしましょう。

投稿日：2024/10/14

おいしいお月様

おはようございます、イサルベです。
まだまだ暑さが続いていますけれども、中秋の名月が来ましたね...
お月見しながら食べる団子は、まるで小さいお月様を食べているみたいで、そう考えてみるとなんだか趣深さを感じます。
　
さて、中秋の名月ということで、月にまつわるお話...というのも変わり映えがなくつまらないでしょう。
　
せっかくなので少し趣向を変えて、彼岸花のお話をしていこうと思います。
　
さて、皆様。
『彼岸花』と聞いて、何を真っ先に思い浮かべますか？あの世に導かれるのでは？でしょうか。それとも物悲しさや切なさ、恐怖などを覚えているのでしょうか...？
　
実は彼岸花は別名を『曼珠沙華』といい、楽土にて咲く華であるとも言われています。
　
彼岸花は毒がある、これは事実です。この事実から多くの人が恐怖を覚えたりしているのかもしれません。
しかし、毒性はそこまで強くなく、毒の現れる場所も限られています。
　
毒が薬になりうるように、使い方や捉え方、認識を変えれば、彼岸も楽土に変わります。
　
　
身近に咲く花だからこそ、是非、彼岸花にも目を向けてみてください。ふとした時に、美しい蝶が蜜を吸いに来る光景が見れるかも知れません。
　
本日はここまで、今回は『彼岸花』についてのお話でした。

ではまた次のコラムでお会いしましょう。

投稿日：2024/09/17

名前と縁と。

皆様初めまして、私はイサルベと申します。
　
今回は皆様の人生にも深く関わっている『名前』についてのお話しをしていきたいと思います。

自分の名前の由来や、名前に使われてる漢字の意味...そこに思いを馳せる方は、今やかなり少ないのでは無いのでしょうか？
　
『名前』というものは、今世の肉体と輪廻する魂の結びつきを1番感じられるものでもあり、それを他者も認識できる『縁』としての役割もあります。
　
自分の名前を構成する漢字全てに意味がある、そう考えると、名前とは最も身近でありながら、縁も浪漫も深く感じられるものだと思うのです。
　
他者との縁を忘れたくなければ、『名前』を忘れないでいてあげることが1番大切であることを、皆様が少しでも心に留めおいてくれると幸いです。
　
　
街は騒がしく、常に皆が生き急いでいる。
けれども、たまには自分を構成するもの...そうですね、例えば自分の鼓動の音や、呼吸、声無きモノ達の声に耳を澄ませ、内に目を向けることも大切だと思うのです。
　
　
コラム初の話として『名前と縁』の話に軽く触れさせて頂きました。
　
もしこのコラムを見て、私の名前『イサルベ』の由来に興味が湧いた方が居ましたら、是非気軽にお尋ねくださいね。
いつでもお待ちしております。
　
ではまた次のコラムでお会いしましょう。

投稿日：2024/09/13