はじめまして、千里眼鑑定師の雅樹です。
いよいよお盆休みに突入しますね。
皆さんそれぞれに休暇をお過ごしのことかと思います。
元々お盆は盂蘭盆会(うらぼんえ)といって、餓鬼界や地獄界に墜ちてしまった
先祖を含む亡者の御霊を、供養によってより高い世界に引き上げる仏教儀礼でした。
先祖崇拝の伝統の強い東アジアでは、先祖供養の一大行事と化しています。
この世の私たちの元に、亡くなった先祖が還って来るという考え方は、日本だけ
ではなく、ポピュラーなところではキリスト教のハロウィンも全く同じ考え方で
生まれたお祭りです。
私のスピリチュアルカウンセリングでは、皆さんに先祖供養を必ずお勧めしてい
ます。
さて供養とは飲食でもてなすことを意味しますが、別に「廻向(えこう)」とも
呼んでいます。
亡くなってあの世にいる先祖に向き合って廻すのが原義。
先祖となにを廻し合うかといえば、他のなんでもなく愛です。
つまり先祖供養って、先祖と私達子孫の愛の廻し合いなのですね。
だから皆さんには、身近に亡くなられた祖父母さんや身内の方のお写真を飾り、
それにお水・お花 ・日々のご飯・香などの供物を差し上げるように勧めています。
天上界などあの世のご先祖さんが、次元の低い私達の世界に、写真や仏壇の位牌
などを通して(生前愛用していた形見だったりする場合もあります)力を降ろし
てきます。
こうした神霊が自身の力を降ろす、よりどころとなるものを、専門的には「寄り
代(よりしろ)」と呼びます。
僕も外国のお友達のお宅にステイした時、居間に飾ってある祖父母さんの写真が
寄り代となっていたのに気づきました。
英語で守護霊をガーディアンエンジェルと言います。
守護霊は、例外なく先祖さん。
先祖ならびに守護霊さんのよりどころとなる仏壇などを、皆さんの身近に置け
ば、どれだけ守りが強くなるかお分かりいただけるかと思います。
当然、恋愛運も結婚運も上がります。
今年のお盆を契機に、先祖供養について今一度、見直してみられてはいかがで
しょうか。
投稿日:2016/01/13