占術のご案内
手相
たくさんある占いの中で、手相術ほどその発祥を誤解されている占いはないでしょう。
実は手相術は西洋占術なのです。
手のひらの中に太陽線とか水星丘といった名が出てくるのですが、これは西洋占星術の用語を転用したといわれております。
元々はインドで生まれたともいわれており、中国経由で江戸時代に日本に入ってきた手相もあったそうですが、まるで当たらない代物でした。
それが19世紀末に占術家キロの手相術が非常に的中率が高いことが評判になり、日本でも大正時代に普及していったそうです。
今、国内の手相占いの大半はこの西洋式(キロ式)によるものです。
指や手の形、状態、そこに刻まれたラインなどから その人の性格や運命を読み取っていきます。
手相といえば 手のひらのラインだけに注目するものと思われがちですが、実際には手全体を見て占います。
手相には、天から与えられた運命が描かれていると信じておられる方も多いようですが、手のひらには その人の思考傾向や行動傾向の見取り図が描かれていると解釈するようです。
ですから、手相は個人の資質を占うには適していますが、未来予測という部分では弱いでしょう。
手相の示す未来は「可能性」と捉えるべきでしょう。
ご自身のこれからの可能性を知りたい人にオススメの占いです。